筒井 康隆『わかもとの知恵』 [雑学]
夏休みになり、小学4年生の息子が図書館から数冊の本を借りてきました。
「夏休み中に全部読む!」と息巻いていて、我が子ながらなかなか感心。
さすが本屋の息子。カエルの子はカエルかなと親バカな感慨を持っています。
さて、その息子が借りてきた本の中に馴染み深い筒井康隆の名がありました。
それがこの『わかもとの知恵』。
「わかもと」とは「強力わかもと」で有名なわかもと製薬のこと。
「錠剤わかもと」には戦前『重宝秘訣絵』なるいわゆる生活に役立つマメ知識の小冊子が付録としてついていたとのこと。タイトルはそれにちなんだものだそうです。
著者自身によるまえがきによれば、特に意識して「子供に役立つ知恵」を集めたとのことです。
さて、一通り読み終わって「果たしてこの本が役に立つのだろうか?」と訝しく思っていたところ、
先に読み終わったわが息子はこの本をとても役立てていました。
・出そうなあくびを止める知恵
・夏と冬のシャワーの知恵
・乾電池が切れた時の知恵
等をさっそく試しています。
子供は得た知識に敏感で、大人の感性では考えられないほどの反応するもの。
まさに「子供に役に立つ知恵」というこの本の狙いがバッチリハマった感じです。
子供に面白くて役に立つ本。
夏休みの読書に特にお薦めしたいと思います。
ちなみに私が一番面白かったのは
・かくし芸のないときの知恵。
「フリー昔話」というアイデアが秀逸ですが、詳しく知りたい方はぜひこの本をお読みください。







